3月18日、福岡で行われたふるさとの風・しおかぜ公開収録の時、イベントの頭でふるさとの風は来月から300kW送信することを表明、しおかぜは来月から30分拡大することを表明しました。

[参考]

だがHFCCを通じて公表されたA16リストでは今の放送時間台に台湾中継の100kW1波づつ拡大することだけで、このシーズンは2波放送体制だけなのかと思いました。

[参考]

いよいよ3月27日、A16シーズンが始まり、新たなスケジュールでの放送が開始され、しおかぜは22時台、01時台に加えて23時5分からの30分間の放送を行いました。
ですが、その内容は日本政府広報の「ふるさとの風」の中継放送だったのです。
しおかぜは北側からの妨害電波を避けるため、いくつかの周波数を使用していますが、大部分は300kW送信となる模様です。
今夜の22、23時台周波数だった5935kHzも300kWです。

<JSRしおかぜのHPから>

しおかぜは「特別業務局」として日本政府からの電波免許を持っている通信事業者であります。
そしてNHK国際放送のみ使用していた日本国内の八俣送信所から送信する唯一の民間放送でもあります。
今まで海外送信だけ行っていたふるさとの風としてはこの放送を通じて日本から送信する便法(?)を使い始めたのですね。
中継放送の終わりを動画で録画しましたのでご参考を。



なお、23時5分から30分全体の録音を添付します。
(ソニーICF-SW100S、付属アクティブアンテナAN-100Aで受信)



こういった中継放送の前例は2005年12月開局した韓国最初の民間対北短波局、開かれた北韓放送でしたね。
当時国内では自由北韓放送がネットでの放送を、自由朝鮮中央放送(現 国民統一放送)は地下放送として番組準備を行うところで、開かれた北韓放送が自分の使用周波数を提供し、毎日30分づつ両局の放送を中継していたことがあったんですね。

しおかぜはもう自分の番組の中で日本政府からのメッセージを放送して、送信費用を補助させて貰うようにしているのですが、これからは中継放送も行うこととなり、より送信費用を軽減出来るかもしれませんね。
一応初日の放送を聞いただけで、今後の動きも注目です。