日本の民間団体「アジア放送研究会」が今年に30周年を迎えて特別短波放送を行われることになりました。
以前、JSWCが他の放送局を通じて特別放送を行われたことはよくあったんですが、自体的な周波数を通じて短波放送をやることははじめて見ています。

その特番の詳しくは下の通り。

アジア放送研究会は、今年設立30周年を迎えました。
これを記念して、特別短波放送を以下のように実施致します。

期日:2009年10月8日(再放送10月9日)
時刻:日本時間2200〜2230
周波数:12085kHz
言語:日本語 (※)
インターバルシグナル:
こちらをクリック

なお、この放送に関する受信報告に対して、特別受信証(ベリカード)を発行致します。受信報告方法については、番組の中でお伝えします。

どうぞお楽しみに。

※ 開始・終了時は、日本語の他、韓国語、中国語、英語の4ヶ国語
   アナウンスです。

…だが、
この発表以後、特番の同じ時間、同じ周波数でRNWが放送され、混信を指摘する意見がありました。
また、この特番の送信を担当する送信所があの問題のTashkentになることもすごく心配だと話せる意見もたくさんあるんです。
Tashkentは北韓改革放送と自由北韓放送を送信所があるところなんですからね。

これに対して研究会は下のような答えを。

今回の放送に関連して、他局(RNW)との混信やMUFの低下を危惧するメール等を頂戴しております。
受信状態の不安定さに備えて2日間の放送となっておりますので、是非、両日の聴取をお願いします。
尚、ISやテーマ音楽については、混信に強い音域で製作しており、既にテスト放送済みです。
http://www.abiweb.jp/audio/090927_2152.mp3

さて、特番の運命はどうなるでしょうか。
この放送も要チェックします。

[参照]
アジア放送研究会:
近隣諸国放送情報板
海外からのラジオ放送:10.03
月刊短波:2009年10月号